検証
アプリを乱発する前に、まず数字を分けて見た話
売れていない理由をひとまとめにせず、どこで止まっているかを分けて見た個人開発の記録です。
迷っていたこと
個人開発でアプリを出しても、すぐにダウンロードや課金が伸びるわけではありません。そうなると、「もっとたくさん作って、当たるまで出した方がいいのでは」と考えたくなります。
でも、作る本数だけを増やす前に、まず今あるアプリがどこで詰まっているのかを分けて見ることにしました。
最初に分けた数字
売上だけを見ると、ほとんど何も分かりません。そこで、App Store Connectでは次の順番で見ました。
- App Storeで表示されているか
- プロダクトページまで来ているか
- ダウンロードされているか
- レビューや評価があるか
- 有料機能まで進んでいるか
2つのアプリで課題が違った
簿記アプリは、まだ見つけてもらう段階で詰まっていました。課金以前に、検索や外部導線を増やして、まず触ってもらう必要がありそうです。
一方でポモドーロタイマーは、表示もダウンロードも一定数ありました。レビューも悪くありません。こちらは「無料で十分」と感じられていて、有料にする理由が弱い状態に見えました。
同じ「売れていない」でも、片方は集客の問題、もう片方は商品設計の問題でした。
乱発より、検証を増やす
この状態で新しいアプリを何本も作っても、同じ失敗を増やすだけかもしれません。今は、アプリの本数より、仮説検証の回数を増やす方がよさそうです。
たとえば簿記アプリなら、簿記3級や仕訳で検索している人に届く記事を書く。ポモドーロタイマーなら、「集中中だけアプリをブロックする」という価値が伝わる見せ方に変える。新しいアプリを作る前に、届け方と課金理由を小さく試す方が現実的です。
次にやること
- 簿記アプリは、検索されやすい悩みに寄せた記事を書く
- ポモドーロタイマーは、無料との差が伝わる説明に直す
- 新作を作る場合も、先に「誰のどの悩みか」を文章にする
- App Storeの表示、ページ閲覧、ダウンロード、課金を分けて見る
まとめ
アプリをたくさん作ること自体は悪くありません。ただ、何が外れているかを見ないまま増やすと、学びが残りにくくなります。
今の自分には、アプリの乱発よりも、売れる問題と届け方の検証を増やす方が必要そうです。