仕訳の具体例
減価償却費を計上する時の仕訳
現金が動かない費用で止まりやすい、減価償却費の基本例です。ここでは減価償却累計額を使う間接法で整理します。
例題
期末に、備品の減価償却費1,000円を計上した。なお、記帳方法は間接法とする。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 1,000 | 減価償却累計額 | 1,000 |
現金は動かない
減価償却でつまずきやすいのは、現金を払っていないのに費用が出てくるところです。
備品などは買った年だけでなく、使う期間に分けて費用にします。その年の分として計上する費用が、減価償却費です。
費用は借方
減価償却費は費用です。費用が発生した時は、借方に置きます。
そのため、借方は「減価償却費 1,000」です。
相手は減価償却累計額
間接法では、備品そのものを直接減らさず、減価償却累計額に減った分をためていきます。
備品の価値が下がったことを表すため、資産の減少と同じ向きで貸方に置きます。
この問題で見る順番
- 今年使った分を費用にする
- 減価償却費は費用なので、発生は借方
- 間接法なので、相手は減価償却累計額
- 減価償却累計額は貸方に置く
まとめ
減価償却費の仕訳は、現金が動かない費用として見ると入りやすくなります。借方に減価償却費、貸方に減価償却累計額を置きます。
現金の増減だけで考えようとすると止まりやすいので、「費用が発生した」と先に見るのがポイントです。