練習方法
簿記3級の仕訳練習は、問題数より見直し方で差が出る
仕訳問題をたくさん解いても同じところで迷う時に、見直し方を整理するための記事です。
問題数だけ増やすと、同じ間違いを繰り返す
仕訳は、たくさん解くことも大事です。ただ、間違えた理由を見ないまま次に進むと、同じパターンでまた止まります。
大事なのは、何問解いたかだけでなく、どこで判断を間違えたかを残すことです。簿記3級の仕訳は、問題文を見る順番を安定させるほど解きやすくなります。
「今日は20問解いた」よりも、「売掛金と売上の違いで迷った」「現金が減ったのに借方に置いた」と分かる方が、次の練習につながります。
間違いを3つに分ける
仕訳の間違いは、まず次の3つに分けると見直しやすくなります。
| 分類 | よくある状態 | 次に見る記事 |
|---|---|---|
| 科目分類の間違い | 売掛金、買掛金、仕入、売上の分類があいまい | 勘定科目5分類 |
| 増減の間違い | 現金が減ったのに借方に置く | 借方・貸方の見分け方 |
| 相手科目の間違い | 現金取引と掛け取引を混ぜる | 具体例記事 |
10分で回す練習ルーティン
長時間まとめて解くより、短い時間で数問解き、間違えた理由を見る方が続けやすいです。最初は10分で十分です。
- 2分: 前回間違えた科目だけ見る
- 5分: 仕訳問題を3問解く
- 2分: 間違いを3分類に分ける
- 1分: 次に読む記事か、次に解く問題を決める
この流れなら、勉強時間が短い日でも「何が分からないか」を残せます。毎回完璧に解くことより、迷った原因を減らすことを優先します。
復習ログの残し方
復習ログは細かく書きすぎると続きません。最低限、次の3つだけ残せば十分です。
| 項目 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 迷った科目 | 何で止まったか | 売掛金と売上 |
| 原因 | 3分類のどれか | 科目分類の間違い |
| 次の一手 | 読む記事か解く問題 | 掛け売上の例題を解く |
練習問題の使い方
具体例記事を読む時は、最初に答えを見るのではなく、問題文だけを読んで「何が動いたか」を口に出してから仕訳を見ます。
たとえば「商品を掛けで仕入れた」なら、まず「仕入が発生した」「あとで払う義務が増えた」と分けます。その後で、借方が仕入、貸方が買掛金になると確認します。
今日の練習セット
まとめ
簿記3級の仕訳練習では、問題数だけでなく、見直し方が大切です。
間違えた理由を分類できると、次の練習がただの作業ではなくなります。科目分類、増減、相手科目のどこで迷ったかを残すだけで、次にやることがはっきりします。